TGS2026に行ってきた話 闇版

 

どうもふぃすです。

こっちは闇版です。文字だらけになります。
光はこっち。

TGS2026に行ってきた話

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はじめに

今回はSNS上でビジネスデイのあり方や、インフルエンサーを巡る話題でかなり荒れていたように見受けられます。ここ数年とは異なり、今回は私自身がインフルエンサーパスで参加した側だったので、実際に見えた範囲で内容を整理してみようと思います。

事実として確認できたことと、自分の意見はできるだけ分けるようにしますが、偏ったらごめんね。

 

「ビジネスデイにインフルエンサーが多すぎる」は本当なのか

まず1日目で目についたのがスタンダードパス待機列が非常に長いというものでした。
Xで長蛇の列の写真とともに「ビジネスデイなのにビジネスじゃない人間がいる」「インフルエンサーが多すぎるのではないか」というポストやリプライが飛び交っていました。

まずここについてなのですが、インフルエンサーパスを持っている人はスタンダードパス・ゴールドパスとは別の入場導線になります。
1日目については10時まで完全外待機で、2日目は9:45頃から外で受付開始、その後中に入ってプレスの後方へ並ぶ形式となっており、少なくとも私が参加した2日間については、通常の列とは完全に別の導線でした。

よって、スタンダードパス・ゴールドパス待機列の長さをそのまま「インフルエンサーのせい」とするのは違うんじゃないかなと思いました。
ただ、実際にビジネスデイへ来場していたインフルエンサー全体の人数や割合は分からないため、インフルエンサー自体が多かったのか少なかったのかまでは何とも言えません。

少なくとも現地で見た限り、正規のインフルエンサー待機列と通常待機列では規模が大きく違っていたため、通常列の混雑をそのまま「インフルエンサーが多すぎた結果」とするのは違うのではないか、というのが私の印象です。

 

そもそもインフルエンサーがビジネスデイにいることは問題なのか

次にインフルエンサーがビジネスデイに行くことは問題なのかという点について、「一般人と変わらない人間なのにビジネスデイにいるのはおかしい」といった意見が出ていたことについてです。

そもそもTGS側が正式にインフルエンサー枠を用意しているので参加している人たちは別に悪いことをしているわけではないです。
これは情報発信を期待しての制度であり、「インフルエンサーはビジネスデイから排除すべき」という話には違和感があります。


TGS2026公式サイトでも、目的を「より多くの方に情報を届けるため」と説明している

もちろん昔のTGSではそんな制度は無かったですが、時代にあわせて制度は変わっていくものだと思っています。
重要なのは、インフルエンサーの存在そのものではなく、その枠をどう使うかだと考えます。

 

インフルエンサーがいることが問題なのではなく、インフルエンサー枠を何のために使うのかが問題なのではないか

前述の通り、インフルエンサーパスの趣旨は会場の様子や体験を発信することにあると考えます。
その形式は配信、動画、X、ブログなど、形はなんでもいいので多くの人に情報を届けることにあります。

もちろん全てのインフルエンサーに大量投稿を求める必要はないですが、一方で何も有益な情報を発信することなく「一般公開日前に入れる便利なパス」としてだけ使うのは制度の趣旨からズレているのではないかと思います。っていうかダメですよね。


今回はインフルエンサーパス用のクリエイターラウンジもあり、現地配信で情報を発信することもできた

自分自身も初日の様子を帰宅後に配信でお話したり、光のレポートをまとめたり、Xで現地の様子を発信するなどしました。義務化しろとまで言うつもりはないですが、せっかくのインフルエンサー枠なのだから多少還元すべきではないでしょうか。

また、大手メディアは仕事の性質上、大企業の注目タイトルを中心に取り扱うことが多く、インディーゲームや小規模スタジオについてはどうしても記事になる機会が少なくなりがちです。

だからこそ、小回りの利くインフルエンサーが、自分の得意なジャンルや好きなジャンルを掘り下げて、大手メディアでは扱われにくいタイトルを発信していくことも一つの役割なのではないかと思います。

 

Twitchパートナーの応募条件について思ったこと

ここはちょっとミクロな話になってしまいますが、私の身近な部分なのでちょっとピックアップします。
今回Twitchパートナーは資格があればインフルエンサーパスの抽選応募ができたのですが、
結果として、応募した人全員が参加できる状態でした。

ところでTwitchパートナーになる際には一定の活動実績が必要ですが、取得後に長期間活動していないパートナーアカウントも存在します。
今回の応募条件では現在の活動量は特に問われていなかったため、長期間ほとんど活動していないパートナーであっても応募対象になっていました。

そのため、パートナー資格だけでなく、現在の活動実態も多少見る仕組みがあっていいのではないかと思いました。

 

ノベルティ問題

昨年に引き続き今回もメルカリなどの転売問題が大きく話題になっていました。

ビジネスデイは一般公開日より比較的動きやすいため、その環境が限定ノベルティの大量確保に利用される可能性もあります。
その優位性が限定ノベルティの大量確保に使われれば、反発につながるのも当然だと思います。色々とノベルティをもらった身で言うのもあれですが、ビジネスデイのノベルティ配布はデジタル特典や資料などのプレスキットに限定して、グッズ系については全て一般公開日に限定すべきなのではないかなと思います。

少なくとも「ビジネスデイに行くと限定品を取りやすい」という構造を弱めるべきであると考えます。

 

あと、なぜかインフルエンサー=転売ヤーという風潮が散見されました。
私が2日目に並んでいた大盛況のPSブースのGTA VIシアターではTシャツの配布があったのですが、私が実際に目にした範囲ではインフルエンサーパスだけでなく、プレス、スタンダード、ゴールドパスなど雑多で並んでいる状況でした。
少なくとも私が並んでいた時間帯では、インフルエンサーパスが特別多いようには見えませんでした。

プレスだから転売するはずがない、通常のビジネス参加者だから転売するはずがない、という話ではありません。結局のところ、問題のある行為をするかどうかはパスの種類ではなく個人の行動によるものです。
そのため、「インフルエンサーだから転売目的だ」と一括りにしてしまうのは違うのではないかと思います。


GTA VIシアターのTシャツ

また、とある投稿でスクエニのFFレゾナンスとPSブースのGTA VIで出展者パス持ちが開場前に列形成していたという投稿がありましたが、少なくともPSブースに関しては出展者は11:30まで並ばないようにと現地スタッフが話していました。スクエニブースは実際どうだったか不明。

 

最後に

まず、インフルエンサーがビジネスデイにいること自体は問題ではないと考えます。問題にするべきなのは、インフルエンサーがいることそのものではなく、その枠をどう活用するかではないでしょうか。
また、今回はSNSで実態と異なる前提に基づくインフルエンサー批判がかなり見られました。インフルエンサーというだけで一括りにするのではなく、TGS側も正式に制度として取り入れている以上、もう少し時代に合わせて見方を変えてもいいのではないかなと思いました。

一方で、インフルエンサー制度を利用する側も、『なぜこの枠があるのか』を今一度考える必要があると思います。

 

おわり

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