サンリオワールドスマッシュボール全国大会 イベントレポート

2022/5/5にサンリオワールドスマッシュボールというゲームのトーナメント大会を企画しました。
記憶が新しい内に企画者目線で感想やら反省やらをまとめようと思います。

イベントの内容はこちらです。

大会当日のアーカイブはこちらです。

 

企画経緯

そもそもサンリオワールドスマッシュボールは最新機種のゲームというわけではないのですが、何がきっかけか突然人気が爆発しました。理由はよくわかりません。

3月末に興味本位で購入して遊んだらめちゃくちゃ面白くて、「これ対人戦やったら絶対楽しいのでは?」と思ったのが始まりです。
しかし、スイッチオンラインでは配信されておらず、対戦はオフラインでやるしかありません。吸い出しをした一部のプレイヤー間でオンラインでの対戦も可能ですが、それができる人は限られてしまう問題があります。

じゃあオフラインイベントにすればいいじゃん

天才か

会場選定

募集を開始する前にまずは会場選定です。
今回のイベントを開くにあたって、以下の点をベースに会場選びをしました。

・東京近郊
・30人程度が収容可能
・現地で配信が可能

上2つであれば通常のレンタルスペースなどで対応可能であるため、候補は非常に多くあります。しかし現地配信を条件にいれると一気に候補が無くなります。有線LAN配備の場所にPC持ち込みも考えましたが、当初小規模のオフを考えていたこともあり、PC持ち込みは稼働オーバーなので候補から外しました。

配信可否について悩んでいたところ見つけたのが今回の会場である、「Buzz e-Sportsスタジオ上野」さんです。ここではスマブラのオフイベが日頃から行われており、配信PC、カメラ、マイクなどの必要機材が全て揃っていました。現地には配信に詳しい管理人のgengenさんが常駐されているのも大きかったです。

Buzz e-Sportsスタジオ上野

4/20には事前に現地に下見にも行って会場の大きさ、環境などの確認も行いました。

 

課題管理・物品の準備

会場が決まったらすぐにふぃすの小部屋にイベント概要ページを作って、申請フォームでボランティアを募りつつ、各種準備を開始しました。まずは課題管理表を作成して課題・検討事項の洗い出し、物品リストの作成、担当者割当を行っていきました。課題はスプレッドシートで管理してました。

次に物品の準備ですが一番重要だったのは大会用のゲーム機でした。ここはSWSBプレイヤーの皆さんから持ち込みOKと連絡いただけたので試合数が多くともこれらの台でトーナメントを円滑に進めることができました。大会で使用するSWSBはトーナメントエディション(TE)であるため、エミュ以外で起動するとなると特殊機器やミニスーファミなどでの仕込みが必要になりますが、知見の多い方が集まっていただけたので幸いこの問題はクリアされて、TE版でイベントを進行することができました。

あたやかさんによるバグ修正パッチの存在も非常に大きかったです。


私は2月頃にEverDrive系製品の最新型「FXPAK PRO」を所持していたのでこちらを使用しました。

その他機材以外で準備した物品としては入退管理用のネックストラップ、名札、金庫、消毒、アルコールティッシュ、付箋紙、各種印刷物です。概ねamazonや100均ですぐに揃いました。

配信レイアウトの準備

現地で配信するためにレイアウトの準備も事前に進めました。
今回は現地で細かい調整がしたかったのでファイナルマラソンのようにパワポでレイアウトは作成せずに、OBSのシーン上でソースを個別に設定しました。また、配信レイアウト上のツイート表示はwandさんによってご準備いただけました。本当に感謝です。

現地PCで事前に用意したデータのダウンロード可能であることを確認できたため、OBSのシーンコレクションや画像、各種ファイルをそのまま持ち込んで使用しました。おかげで当日の配信準備は非常に楽にできました。

 

大会当日:設営 11:00~12:30

当日、間違えてなぜか秋葉原に下車するポカもかましましたが無駄に早く出てしまったこともあり余裕を持って到着することができました。体調不良も起こさなくて安心しました。

11時に会場に着いたら事前に準備した張り紙や配信PCのセッティングを開始しました。すぐ後にきたボランティアメンバーには机や椅子の配置をたくさん手伝っていただきました。積極的に手伝っていただいて本当に助かりました。

配信PCの方は事前に準備したデータを使用して15分程度で準備が完了しました。シーンコレクションをインポートしたら後は現地のキャプボとカメラソースの指定するだけだったので非常に早く終わりました。カメラの設定も会場管理人のgengenさんに簡易な操作方法をレクチャーいただき、すぐに映すことができました。

 

入り口の方に受付を設置して、Kさん、Jさん、atanrさんに受付対応をお願いいたしました。参加費を保管する本型の金庫は値段の割におしゃれでちょっとお気に入りです。

 

大会当日:練習時間 12:30~14:00

このあたりのタイミングで配信開始&入場受付開始になります。
配信開始時は自分の準備見落としで音声トラブルなどが起こるだろうと思い、身構えていたのですが特にそういったこともなくとても安心しました。また受付についても問題はなく、事前に連絡のあった参加者全員の入場ができました。

 

13:00になったら開会のご挨拶をさせていただきました。マイクが会場用と配信用で別々なので両方向けに喋るのが結構大変でしたね。

開会式の後は14時までフリープレイの時間です。初対面の人同士ばかりなので少し不安でしたが皆さん積極的にいろんな方と対戦されており、色んなところから「スポーン!」という音が聞こえてとても嬉しかったです。

 

大会当日:トーナメント前半 14:00~15:40

14:00になったらいよいよトーナメントの開始です。

トーナメント表はChallongeで管理していました。事前に色々チェックして、且つある程度使い慣れているツールだったので不都合は無かったですが、全体の進行、Challongeの更新管理、実況解説、試合参加を全部同時並行でやっていたのはやはりかなり無理があるなと思いました。めちゃくちゃ大変でした。ですが紙のトーナメント表を管理してくださったらじさんの協力もあり、当初想定していた時間に近い進行ペースで進めることができました。


らじさんに紙のトーナメント表を更新してもらい、それに沿って私がchallongeの表を更新していました 感謝!

一時、カメラ映像が止まってしまうトラブルがありましたが、管理人さんに対応いただきすぐに復旧することができました。配信トラブル系はこの1回だけだったと思います。

 

大会当日:トーナメント後半 15:40~17:00

15:40の時点でベスト8が決まり、ほぼスケジュール通りに進んでいました。
当初予定では15:45まで休憩でそこからトーナメントの後半を再開する予定でしたが、その場合休憩が5分になってしまうのであえてここは休憩を5分ではなく、20分とり16:00再開にしました。代わりにトーナメントのラウンド4を4台進行に、準決勝を2台同時進行に変更しました。準決勝に関しては終わってみると時間が余っていたので配信台のみにすればよかったのですが片付けの時間やトラブル対応用に10~15分くらいの余裕をとっておきたかったので安定をとることにしました。結果としてこの判断が正しく、時間に余裕を持ってトーナメントを終えました。


最後はべるにんさんとasasumiさんの一騎打ち!見事べるにんさんが優勝されました!

 

17:15~18:00 大会当日:お片付け

表彰を終えた後、お片付けを進めます。
初期レイアウトから机を動かしたりしていたので配信台以外は先に片付けを進めていきました。おかげでかなりスムーズにお片付けが進みました。17:40くらいにはほぼ完了していたので軽い雑談ができるくらいの時間を残すことができました。今回交流する時間を設けることができなかったのが心残りでしたが少しでも時間ができてよかったです。

 

アンケートフィードバック:本イベントの良かった点・やっておいて正解だった点

さて、ここからは先日皆様から回答いただいたアンケートのフィードバック及び自身の振り返りになります。
アンケートでいただいた回答で、ある程度同じ内容のもので分類してご意見の多かった点をピックアップしていきます。

現地の盛り上がり

すごく白熱したガチ勢達のバトルを間近で見れた(現地)
参加者みんながとても楽しそうにしていた(現地)
現地の雰囲気が良く感じられて、楽しそうな様子がすごく伝わってきた(配信)
現地にいなくても会場の盛り上がりが伝わってきた(配信)

現地・配信ともに一番多かった回答でした。
今回企画するにあたり、過去例がないサンリオスマッシュボールのオフライン大会で盛り上がるかどうか少し不安なところもありましたが、ゲームに詳しくない方でもわかりやすいシンプルなゲーム性、「スポーン!」という痛快なSEで現地は大変盛り上がりました。

今回の大会で一番重視していたところでしたので皆笑顔で盛り上がれたのはとても嬉しかったです。

 

タイムスケジュールについて

進行が非常にスムーズだった(現地)
時間通りに進行したこと(現地)
極端な押し/巻きがなくスムーズに進行していた(配信)
目立ったトラブルもなく円滑に進行して無事イベントを終了出来たこと(配信)

まず設営についてですが、一番最初の予定では12:00~12:30(入場受け付けしつつ13:00にかけて)を設営の時間として設定していましたが、最終的に現地参加者は34名に及ぶ規模になったため5月に入った段階で予定を変更して1時間早めて11時から設営を開始することにしました。このおかげで当日はかなり余裕を持って設営することができ、各プレイヤーの練習時間も多めに確保することができたと思います。また、現地の皆さんに積極的に椅子や机の配置を行っていただけたところが非常に大きかったです、本当にありがとうございます。

次にトーナメントのスケジュールですが、ここはかなり拘って調整を行った点でした。実際にべるにんさん、foxyさん、みすどさんらと対戦していた際の録画データから1試合にかかる時間の算出を行ったり、自身でシミュレーションを沢山行うことで大体この時間で進行具合はこのくらいという目処を立てることができました。

さらに今回のイベントに沿った調整としては最初の進行時は皆さん慣れておらず(じゃんけん・ステージ選択など)、進行に時間はかかるものの、トーナメントが進行すればある程度慣れてくるはずなので予想時間を後半はマイナス30秒~1分で見積もったり、ステージ18が今回一番長引くステージなので4台の内どこかは18が選ばれる想定でのスケジューリングを組んでいました。これらの調整のおかげでほぼ当初スケジュール通りに進めることができました。

お片付けも皆で協力してスムーズに終えることができました。

 

運営関連

ダブルエリミネーション方式により公平さがあって良かった(配信)
全員二回まで負けられるというシステムは、公平感があって良かった(配信)
前日まで衛生面対策や大会進行に関する準備をしっかりと行っていた(配信)
ベスト8の休憩は違う意図があったようですが、あの場面で一息入れて賞品を渡したりという間にしていたのは凄く大会らしさがありました(海外の格ゲーの小さい大会でもそういった場面見たことあるので)(配信)

まずトーナメント周りについてですが、せっかくの対戦できる機会なのに1回負けたら即終了というのは組み合わせ次第で不公平が出てしまうのでダブルエリミネーションにさせていただきました。その分時間配分の細かい調整が必要でしたが、「対戦を楽しむ」というのが第一でしたのでやはりこの方式にして正解であったと思います。

衛生面についてはコロナ禍ということもあり、各台にアルコールティッシュを配置していました。またfoxyさんにより非接触検温器持ち込みいただけました。感染症対策についても皆さん積極的に対応いただけたので現地でご協力いただけて大変ありがたかったです。

ベスト8決定後の休憩について、あまがわさんより提供いただけたエバリブーのアクリルスタンドをお送りさせていただきました。知見がなかったので海外の格ゲー大会でそういった場面があるというのは初めて知りました。(あれ、僕またなんかやっちゃいました?)

その他、賞品を提供いただいた方も本当にありがとうございました。

 

試合解説について

実況解説が(ほぼ)同じ人だったので安定していて、観戦・視聴できた(現地)
配信画面の試合については毎回解説の方がいてくれた点。(配信)
解説する人がいなくならないように試合の順番を調整していたこと(配信)
配信画面の見やすさ、べるにんさんの実況(配信)

解説についてはせっかく大画面で映すのにただ試合を垂れ流すのでは味気ないので、誰か1人は必ず解説する人がいるようにトーナメントの進行をずらしてでも対応しました。ここはトーナメントの進行具合で変わるところだったので状況次第での判断が求められましたがなんとか捌けました。

元々解説担当はふぃす、みすどさん、べるにんさんの3名でしたが、どうしても3人ともいなくなる場面が出てしまい、急遽foxyさんにも解説に参戦いただく場面がありました、対応いただいて本当に助かりました。

 

その他

会場がとてもきれいでよい環境だった(現地)
普段の配信のチャットにいらっしゃる方等とお話することができた(現地)
ふぃすさんのカラスみたいな開幕宣言(配信)
自分と同じようなごくごく一般的な人で、ゲームが好きな人達がこんなにたくさんいるとわかって嬉しかった(配信)
技術者の方々は神(配信)
思いつきからの行動力と、みんなを楽しませた主催の行動力(配信)

K殿と会えたこと😊、K殿が面白かった🤣、K殿が頑張ってた😉(現地 匿名希望:男性・大阪)

久々のオフラインイベントだったので配信チャットや通話だけしか交流の無かった方々と会えたのはとても嬉しかったですね。現地は本当に良い環境です。同じ規模のイベントを企画される方や僕みたいな配信イベント初心者にはおすすめです。

 

ふぃす目線のやってて良かったこと

以下は主催目線でのイベント運営自体の良かった点です。 ※既に上で挙げられた分は一部割愛します

・イベントを勢いだけで開いた
思い立ったら即行動ということは大事です。鉄は熱い内に叩け。

・配信レイアウトを事前に準備して現地でインポートできる状況にできた
配信調整は結構大変なのでイベント前にしっかり準備して当日のレイアウト調整にほとんど時間をかけなかったのはとても大きかったです。イベントは準備9割。

・現地入りの時間を1時間早めた
前述の通り、当初の予定(12:00~)から11:00からの設営に変更したのは英断でした。

・ステージ18をゴリ押しした
神采配

・技術者の層の厚さ
Twitter表示対応をしてくださったwandさん、パッチ修正を行ったあたやかさん、そのパッチ適用版を追加で持ち込んでいただいたべるにんさん、wandさん、atanrさん、foxyさん、あたやかさん、にょろさん。
皆さんハイレベル過ぎる。

・体調不良おきなくて良かった
一番不安だったけど快調でした。

 

アンケートフィードバック:良くなかった点、こうしたらもっと良かった点

次にアンケートで「良くなかった点、こうしたらもっと良かった点」のピックアップです。

配信台以外の試合も見たい

配信台以外の対戦等、どうしても観ることができない試合が出てしまう点。(現地)
配信台側の試合が終わって待ってる間に、まだ続いている配信台以外の試合載せれたら配信視聴者側に良かったのかな?(現地)
サブチャンネルや別の方のチャンネルか何かでメイン配信以外の対戦も見れると良かったかもしれません(配信)
予選では4試合同時に行なっていましたが、その内1試合しか配信画面に乗っていませんでした。もう少し他のプレイヤーの試合も見たかったです(配信)
できれば配信台だけでなく、他の対戦も小さいワイプでも良いので観てみたかったです(配信)

一番多かった回答になります。同時に一番どうしようか悩んだところでした。

まず、今回のイベントの企画当初は全試合を配信台で実施する予定でした。しかし、いざ募集をかけてみると当初想定の10~12人ではなく24人もの大会参加者が集まり、さらにダブルエリミネーション方式にしたため最終的に試合数は47試合になりました。これらをできるだけ時間内に抑えるためにはどうしても配信台に載せる試合数は限られてしまいますので実現が難しかったです。

以下頂いた内容及び私自身で考えられる対応案とそれに対する考察です。

・ゲームを2画面構成にして常時配信台を2台にする
→実現する場合はキャプボをもう1台用意する形になります。追加で持ち込めばいいだけなので実現性は問題ないですが配信及び現地プロジェクタにおいて、「両方を表示させてしまうとどっちの試合を解説しているのかわからない」、「音声の調整問題」、「画面レイアウト」の問題が浮上してしまうため困難であったと思われます。

・サブチャンネルで別の台の配信を行う
→現地にはPCは1台しかないため、PCの持ち込みが必要になりますので実現性の観点から困難でした。

・配信台が終わった際に、まだ続いている台に画面をスイッチさせる
→1点目と同じでキャプボを追加で持っていければ実現は可能です。ただし、2台目が先に終わってしまう可能性があるのとリアルタイムで切り替えると上画面の誰vs誰の説明欄の整合性がとれなくなり、試合中に変更作業が走ってしまう点から配信側が混乱してしまうため厳しかったです。ただ技術面だけで言えばカメラ自体も切り替えできるので可能性はありました。

・イベントそのものの時間を増やして1度に行う試合を減らし、配信台のピックアップ率を上げる
トーナメントの進行速度が鈍足になってしまう問題があることから厳しかったです。今回の想定ではトーナメントは長くても3時間半程度で終わらせる予定でした。これはトーナメント全体の進行を長くしすぎると現地側も配信側も疲れてしまうと思ったからです。

・他の試合を小さいワイプで表示
→おそらく頂いた中で一番実現の可能性が高かったものであると思われます。メインの画面は変更しないまま、2台目も常時小さめのワイプで表示させれば1台目の選手表示に支障は出ないため、今回のイベント規模、現地環境を考慮するとこのあたりが折衷案であると思われます。

 

会場音声について

解説が現地だと聞き取り辛かった点(現地)
実況の声が、会場の後ろ側だと聞こえづらかったです(現地)
会場マイクの音量が小さく、部屋の奥の方にいると呼び出しなどのアナウンスが聞こえ辛いことがありました(現地)
GLなどの声援がちょっとしつこかった(配信)
会場にいた人の一部に大きな声で声援を送る人がいたのが少し怖かった(配信)

会場の音声関連です。

まず、現地の方からいただいた会場向けのマイクについてですが、これはおそらく対策できたはずの内容です。私自身がほとんど前にいたので気づけていなかったのが痛かったです。設営時に後ろにいる方に音声テストをして会場マイクの調整を綿密に行うべきでした。

次に配信からいただいた現地の応援・ガヤについてです。今回のイベントに際して張り紙の方で極端な大声は控えるように記載していましたが開会時にこの説明が漏れていたことを後から気づきました。私自身も少し大きな声を出してしまうことがあったことから私自身にも問題のある点であり、会場向けにも注意喚起を複数行ったり、直接声がけするなどを行うべき内容でした。

 

交流関連

コミュニケーションを取る時間的な時間もあっても楽しかったのかなと思った。(現地)
オフ会ではなく大会なので難しかったかもしれないですが、色々な人と絡める何か(イベント?)があるとより楽しめたかもしれません。(現地)
記念になるので集合写真とか撮っても良かったかなと思います(現地)
集合写真撮りたかった(現地)

主に現地からのご意見になります。

今回スケジュールで交流する時間を明確に設けていなかったので、交流タイムを設けるか、休憩時間を増やすかをすればよかったかなと思います。せっかくのオフラインイベントの強みであった部分だったのでもったいなかったです。後述しますが私自身も色んな方と話したかったのでかなり心残りでした。集合写真忘れてました。。。

 

配信レイアウト関連

画面左側のTwitterの欄かPCでも細字だったので太字になればいいのにと思いました(配信)
Twitterの文字が薄かった(配信)
プレイヤーさんがどちらが1Pでどちらが2Pなのかわからない時があった(配信)
同キャラが被った時どちらが1P/2Pか分かりにくかったです(配信)
配信台の時やってるプレイヤー名を表示したらわかりやすかった(配信)

こちらは主に配信からいただいたご意見になります。ちなみにプレイヤー名はトーナメント時にキャラ画像とあわせて画面上に記載していました。

Twitter表記については直前まで大きさ調整をOBS上で行っていましたが、それでも見にくくなってしまっていたので関係者にもっとレイアウト案をレビューいただいて事前に意見を募っておけば防げたのかなと思います。

次に1P/2P表記についてです。
現地側は問題なかったと思いますが配信側の名前表示は一律して左1P、右2Pで統一していました(SFC準拠)。ただしこのゲームが1P/2Pでステージごとに入れ替わりが発生してしまう点とカメラで移した場合左右が反転してしまうという問題があったため、配信側ではこれらが分かりにくかったという問題がありました。

考えられる対応案として当初1P/2Pごとにカメラ映像を切り抜いてプレイヤーのみ1P/2Pで個別表示させるといったことを考えましたが、この場合レイアウト上、会場全体を映せなくなってしまうので会場の雰囲気が伝わりづらいという問題があったため見送った経緯があります。

よって現環境ベースでこれらを対策する場合は以下3点になるのかなと思います。

・画面上のプレイヤー名の表記に1Pと2Pを併記する
・画面上のプレイヤー名の表記をカメラと整合性をとるために逆にして2P/1Pという表記にする
・プレイヤー入れ替わりごとに1P/2P、上下どちらかという説明を毎回入れる

 

運営対応・会場設備関連

除菌シートの用のゴミ箱が欲しい(現地)
座席の配置は空調回り避けた方が良さそう(現地)
配信画面オペ専任の人員がいれば負担を分散できたかも(現地)
主催とはいえ、ふぃすさんの負担が多そうで大変そうだなと思っていました(配信)

まず、現地環境について、ゴミは基本持ち帰りでしたが除菌シートの小さなゴミ袋は設置するべきでした。完全に見落としです(これらのゴミは私が最後に回収しています)。現地環境については下見はしていたものの配置関連の準備が他の項目に比べて準備不足であったのが反省点です。

また、今回そこまで大きな規模になると思っていなかったのである程度の仕事は1人で回そうとしましたが参加人数が20人を超えたのがわかったあたりでしっかりと人員確保・割当を明確に行って負荷分散をするべきでした。当日なんとか回ったものの正直かなりギリギリでした。無茶するものではないですね。

 

プレイヤーの紹介・プレイヤーマイク

全員集合して自己紹介の時間(もしくは名前の点呼)があったらもっと和気あいあいできたかも?(現地)
配信台でプレイしている人々の声も拾えたら嬉しい(配信)

プレイ中の人の声がもう少し聞きたかった(配信)
配信台のプレイヤーの声も聞こえると良かった(配信)

大会参加者の紹介やプレイ中のマイクについてです。

配信に載せるマイクは2台あったので片方を配信台の前に置いてプレイヤーの悲鳴音を拾うのは可能であったと思われます。臨場感が出るのでこれはやっておいたほうがよかったです、惜しい。

また、プレイヤーの紹介については事前に意気込みなどをいただき、プレイヤー名を呼ぶときに合わせてそれを読み上げたらよかったかなと思います。技術提供いただいた方や賞品提供頂いた方を積極的にイベント内で紹介させていただきましたがもう少しプレイヤーにフォーカスした対応を増やせばよかったかなと思います。

 

その他

ブラケット後半組は配信台に選ばれる事が少なかったので、割り当ては上からではなく均等に割り振ったほうが良かった。(現地)
18で画面が激しく動いて見るのがつらくなってしまったとのことで、事前に画面が激しく揺れることをアナウンスしてもよかったかもと思いました。18の前後で視聴者数は変動したのかどうか個人的に気になる(現地)
優勝決定後スッと終わってしまった点(時間に余裕があれば、余韻がほしかった)(配信)

K殿の扱いが雑😡、K殿が荒らし配信者に負けちゃった😭(現地 匿名希望:男性・大阪)

配信台の割り当てについてですが、解説組がいなくなってしまう例外パターンを除いて基本的にChallongeで記載されていた番号順に機械的に割り振っていました。しかしこの場合頂いた内容の通り、一部の方に偏りが出てしまうため、割り振りもうまいこと調整できればよかったなと思います。

ステージ18に限らず一部のステージでは画面が大きく動くので酔ってしまいますがこれはゲームの仕様のところなので対応が難しかったです。ですが注意喚起はできた部分であるため不快になられてしまった方、大変申し訳ございませんでした。
ちなみに18の前後での視聴者数の変動についてご質問がありましたが、Twitchの統計が5分平均の数値であるため正確かどうかは不明ですが単純にイベントの経過とともに視聴数が伸びていったため18だから上がった・下がったといったことはありませんでした。強いてあげる変動点となるとトーナメントで4試合同時進行で最後の1試合を待つ~トーナメント更新時のいわゆる「待機時間」に一時的に減少するくらいでした。

 

ふぃす目線の反省点

以下は主催目線の反省点です ※既に上で挙げられた分は一部割愛します

・対戦の実況・解説をもう少しうまくやりたかった
語彙力不足とゲームそのもののやり込み不足が目立ってしまいました。

・現地向けの使用可能なステージを記した紙が足りなかった
印刷数をもう数枚増やせばよかったです。

・現地の下見不足
実は当日知ったのですが、配信台以外のゲーム音声が出るスピーカーは給電がUSBでした。おそらく現地で普段から行われているスマブラオフの場合はSwitchから給電できますが、今回はSwitchではないのでそれが不可能でした。最悪下のコンビニで買うかと思いましたがfoxyさんが持っていた複数タップの給電器に救われました。

・初見向けの用語解説、補足事項の記載。べるにんさんの攻略指南ページへの導線不足
今回初めてこのゲームを見たという配信視聴者さんが多くいたため、nightbotのコマンド追加などで用語やテクニック紹介の導線を増やしたほうがよかったと感じました。

・配信台のコントローラーのメンテ状況
今回私が持ち込んだコントローラーは事前にゴムのチェックをして、付替えなどを行っていましたが1P側のコントローラーのネジがいつのまにか緩んでいました。メンテ不足です。

・色んな方と話したかった
今回1人で多くの役割を兼任しすぎていたことから運営作業につきっきりになってしまい、他の方との交流が全然できていませんでした。ここは本当に申し訳ないのと心残りでした。

・Twitterにおける情報展開
会場やイベントの状況を随時Twitterで発信したりハッシュタグをわかりやすいものにしたりとSNS展開をもう少しうまくできたらさらによかったと思われます。

 

総合評価

アンケートでいただいた総合評価です。

まとめ

今回、初めて主催するオフラインイベントにも関わらず多くの方に参加いただいて大変驚きでした。反省点も多くありましたが、当初のSWSB対戦を楽しむという目的を果たせて本当によかったです。また、アンケートの感想についても全て読ませていただきました。温かいメッセージばかりで本当に嬉しかったです。

機材提供をいただいた方、ボランティア対応いただけた方、賞品を提供いただけた方、差し入れをしてくださった方、会場管理のgengenさん、現地に参加してくださった方、配信で応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

 

 

おまけ

遺憾です

 

おわり

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